AGAを改善するために

皆さんの中には、「せっかく通販で育毛剤を購入したのに以前と変わらない!」方や、「全く変化がなくて騙された!」と憤慨している方もいませんか?

実は私たちが通販で購入できる育毛剤には「育毛を助ける」働きはありますが、AGA対策にはならないんです!

ではAGA対策には何が一番良いと思いますか?

それは皮膚科やAGA専門クリニックにかかり、自分の症状に合った治療と発毛剤を処方してもらうのが一番です。

ここではなぜ日本の育毛剤はAGA対策にならないのか、その理由を説明し、クリニックの利点を紹介します。

AGAとは

まず、最初にあなたが本当にAGAなのかどうかを知ることが大切です。
そのためには、下記に記す診断基準に当てはまっているかどうか、確かめてください。

AGAとは、男性型脱毛症と呼ばれる脱毛症の一種であり、男性ホルモンの一種であるテストステロンから派生したジヒドロテストステロン(DHT)と呼ばれるホルモンが関与した遺伝性脱毛症です。
DHTは、髪の毛の毛包(hair follicle)上に存在している受容体と結合し、毛を太くさせる成長期を阻害し、その期間を短くさせる働きがあります。

成長期が短くなった結果、毛包自体が小さくなってしまい、以前のような健康な太い髪を作れなくなります。
さらに、縮小した毛包は新しい毛を作る力がなくなり、「発毛」できなくなります。

日本人は3割がAGA、40代から増え始める

米国では70歳以上の白人男性においては80%以上の人がAGAだといわれており、女性では男性の約半分にあたる40%の人がAGAといわれています。

日本人では約3割の人がAGAといわれています。

また、40代以上での発症が多いですが、発症年齢は思春期ならばどの年齢にも可能性があるため、10代後半から20代前半でAGAと診断される方もいます。

AGAには様々な脱毛タイプがありますが、男性では思春期以降前頭部から頭頂部にかけて薄毛になり、脱毛症が進行していきます。

AGAの診断基準とは?

診察は問診と視診から始まりその後、血液検査や遺伝子検査など進んでいきますが、問診と視診だけで診断される患者さんもいます。

日本では、日本人特有の脱毛症も含めた「高島分類」という世界診断基準と、日本人特有診断基準を組み合わせて診断します。

診断は多岐にわたり、全てをチェックし自己判断するのは難しいのですが、大まかな診断基準はこちらです。

  ・両生え際から2cm後退するかまたは、頭頂部に後退がみられる
  ・全体の毛髪表面積のうち、約2割以上が元の他の太い毛よりも細毛か薄毛である
  ・思春期が始まってから急に抜け毛が進行している
  ・家族に脱毛症(禿げている)の人が多い
  ・頭頂部分だけが年々薄くなってきている

ではここで、なぜ日本の育毛剤ではAGAを治すことまでいきつかないのか説明します。

日本の育毛剤がAGAに効かない理由

理由1: 日本の育毛剤は「医薬品」ではない!

医薬品とは、「日本厚生労働省の認可を受けた薬」であり「治療または予防目的で使用され、医師によってその容量、使用法などは管理され、動物や人の器官や機能に作用する効果が認められたもの」をいいます。

一方、医薬部外品とは、医薬品と健康食品の中間に位置するものであり、人体に対する作用が強くないものをいいます。

実は日本の市販育毛剤は、ほとんどが「医薬部外品」であり、有効成分の含有濃度が治療できる範囲まで達していないものもあり、AGAを治すところまで至らないのです。

日本では、本当に効き目がある医薬品はクリニックで医師の診断がなくては手に入りません。

一方、アメリカの市販育毛剤は薬事法の違いにより、20年以上も前からミノキシジルなどはスーパーなどで売られています。

アメリカの場合、医薬部外品でも、アメリカ人の標準体重を基準にしていて含有量が多いため、日本のものに比べれば効果が高いと思われるものもあります。
しかしながら日本の医薬部外品と同様、エビデンスが確立されていないものもあり、一概におすすめできません。

また、医学部外品では、医薬品のように臨床試験が厳密に行われていないものも存在するという危険性もあります。

理由2: 「5αリダクターゼ阻害剤」以外の有効成分になっている

自分がAGAと分かれば、その原因は5αリダクターゼから代謝によってできたジヒドロテストステロン(DHT)が髪の毛に作用していることは分かります。

そのため、日本皮膚科医師会では、現在AGAに有効とされるものは5αリダクターゼ阻害成分が含まれたフェナステリドなどの数種類がありますが、一般では購入できません。

しかし市販育毛剤は、学会では正式に効果が認められていない、「IGF-1」や「FGF-7」などの新しい有効成分を打ち出しているものがあります。

「IGF-1」は未だ未知の領域!

IGF-1は、インシュリンに似た構造をもつポリペプチドで、成長ホルモン刺激ホルモンによって肝臓から分泌され、細胞成長やDNA合成などをコントロールします。

成長ホルモンや細胞成長の観点から、髪の毛にも有効ではないか、と話題になりましたが、正式なデータはまだ出ていませんので、AGAが治るとは現時点では断言できません
(研究では、まだ神経細胞しか著しい効果はみられておらず、髪の毛への効果は今の段階では確実とはいい切れません)。

「FGF-7」は臨床試験の被験者の数が少なすぎる

FGF-7は、多機能性シグナル分子といわれ、KGF因子ともいわれます。

様々な情報を細胞間で伝える役目をすると考えられているため、髪の毛の細胞にも作用し、細胞分裂や増殖をくり返すため、育毛や発毛に有効な因子といわれています。

海外では、一定の効果が実証されつつありますが、被験者は少なく安定した結果ではありません。
また効果が実証されたのは日本人ではないため、日本人に合うか分かりません。

理由3: 漢方薬が主成分になっている

漢方薬は自然の生薬などといわれているため、AGA治療には効果がありそうです。

しかし、明確な臨床実験の結果、AGA治療に有効であるといわれているものは現在ありません。

そのため、育毛・発毛のサポートになるのかもしれませんが、治療には直接効果がないという結果が出ています。

理由4: サプリメントも出ている

サプリメントは栄養補助食品であり、血流改善や栄養補助により、発毛促進という二次的な効果はありえますが、それで直接AGA治療にはなりません。

クリニックに行くべき3つの理由

1.専門家による的確な「診察・考察・診断」

クリニックでは「男性型脱毛症診療ガイドライン」という、日本皮膚科学会が推奨している最も効果のある治療ガイドラインにより、効率よく安全に治療できます。

またクリニックでは、頭皮を視る専門のマイクロスコープなど、検査機材も豊富です。

「pull test(髪の毛の強度を調べる検査)」や「pluck test(50本程の髪の毛を抜き、その毛根の状態をマイクロスコープで診察し、AGAの進行状況などを調べる検査)」、「Scalp biopsy(頭皮の生体組織診断)」など、様々な検査を受けることができ、詳しく調べられます。

これらの検査により、「そもそもAGAなのか」を診断でき、実はAGAでなく他の原因のために脱毛症になっている場合も治療してもらえます。

2.豊富な医薬品の種類

クリニックの治療では、「医薬品」によりAGA治療をします。

AGA治療のための医薬品は上述した「フェナステリド」などが主流です。

クリニックであれば内服薬も処方でき、限定された効果しか望めない外用薬より効果が倍増です。

新薬が出た場合にも、クリニックならば臨床実験によりエビデンスが確立された医薬品が使用できます。

またAGAクリニックでは、専門医師が治療データを元に数種類の薬を組み合わせたり、独自の調合薬を治療に使用しているクリニックもあります。

治療薬を組み合わせれば、AGA治療の効果もブーストされます。このような取り組みは、専門クリニックならではです。

3.何かあった時のサポートの安心感

医薬品だけでなく、医薬部外品でも、薬で一番怖いのは副作用です。

薬の副作用により、健康な人であっても、長期に渡り使用したり、また持病がある場合には、心臓・肝臓・腎臓などに影響が出る恐れがあります。

その点、医師から処方されたものであれば、その副作用は医師が把握しているため、何かあった時は直ぐに診察してもらえ、副作用がひどくならないうちに治してもらえるので安心です。

急に体調が悪くなった時なども、処方した医薬品に関することであれば、AGAクリニックの医師が的確に対応できるので、これも心強いです。

以上のような結果から、AGAは市販の発毛剤を購入するよりも、クリニックへ行って処方してもらった方がいくつもメリットがあります。

「AGAは治る!」とどこのクリニックでもいわれている通り、決して悲観するような結果にはならないと思います。
どうか一度クリニックを受診してみてください。

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